むねた裕之
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私がやりたいこと(3)-地元に役に立つ議員に(県立高校の実態)

●わたしがやりたい第3は、地元に役立つ県会議員になりたいということです。たとえば、教育の問題は県政の仕事ですが、地元の教育現場の実態は深刻です。
この間、中原区内の県立高校や養護学校を全部視察してきましたが、校舎がぼろぼろなのです。
新城高校にいったら、壁が崩れてきていて、非常口が立ち入り禁止になっていました。校長先生が県にいっても「お金がない」ということで8ヵ月間放置されていたのです。県の教育委員会に応急処置をするように河野県議と一緒に言ったら、すぐに応急処置がされました。もっと早くつかんでいれば、もっと早く治っていたのです。
住吉高校にも行きました。行って驚いたのは、壁が黒いのです。副校長先生が「住吉高校は立ててから30年経つけれど、一度も壁の塗り替え工事がやられていないので黒カビが生えている」というのです。県にいっても「お金がない」と言われ、PTAの方々が、カンパを集めてペンキを買い、ボランティアを集めて壁を一面一面自分たちで塗りなおしていたのです。この話を聞いて、私も腹が立って、「県はペンキ代も出せないのですか」と教育委員会にいいました。昨年末には県知事に要請もしました。そうしたら、今年の1月に壁の塗り替え工事が始まったのです。もっと早くこの声を届ける県議がいたら、10年前には塗り替えられていたはずです。こういう声を届ける県議がいないのです。
また、この記事を読んだ県立養護学校の方からメールが届きました。「去年の11月に体育館のボイラーが壊れてしまいました。県にいったら、今年の7月まで修理が出来ない、と言われて困っている」という内容でした。すぐに、河野県議と養護学校を視察しました。ボイラーを見ると36年前のボイラーで体育館の壁もかなり穴が開いていました。障害者の方は体温調整が難しい子もいて、先生たちは朝早く来て学校中のストーブを体育館に集めて、生徒が来る前に温めていたそうです。そんな話を聞いて「すぐに修理をしてください」と県に要望しましたが、600万円かかるということですぐにはできないという回答でしたが、なんと、私たちが訪問した当日にジェットヒーターが2機、体育館を温めるのにレンタルされることになりました。声をだせば、解決できるのです。
他党の方は、「議員の定数削減を」という公約を掲げている方が多いのですが、地元に役立つ議員はもっと必要なのです。削減というのであれば、議員の特権や無駄使いこそ削るべきです。
私は、巨大な無駄使いにストップをかけみなさんの要求を実現、議会を改革し、地元に役立つ議員になりたいと思います。