むねた裕之
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平瀬川護岸工事 前橋は右岸工事中も通行可能に

工期を短縮し、事業費は国が半分補助に

 むねた議員は、「前橋―新井台橋間の工事は緊急を要するのに工期中も工事が中断してなかなか進まない」ことを指摘。建設緑政局長は「年度ごとの契約を2年間の契約にして、切れ目のない工事」をして工期の短縮を図ると答弁。国からの補助についても質問。局長は「R4年度から国から補助率2分の1の国庫補助金を活用する」として、今まで市が全額支出していた事業費を国が半分補助することになりました。

前橋から新井台橋までの右岸は変状が激しき最優先で

6年前から始まった平瀬川の護岸工事は、現在、2年債務工事として「高津区内平瀬川護岸改修工事(その5)工事」が実施されています。むねた議員は、前橋から新井台橋までの右岸側は、護岸のふくらみが最も激しく、家屋や電柱も傾き、道路もひび割れが止まらない、最も早急に対処が必要な地域であると指摘。現在、この区間の工事が優先的に実施され、工事期間は23年3月から24年3月までの1年間で行われています。

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前橋は通行止めの期間も歩行者、自転車は通行可能に

 むねた議員は前橋の通行について質問。局長は「前橋の柵を撤去して、橋の上に仮設構台を渡して、建設機材を移動する。右岸の護岸工事をしている期間は橋の上の構台は撤去して車も通行可能にする」と答弁しました。

前橋の通行止めは、来年2回にわたって全面通行止めになりますが、その間でも「仮設構台へ階段・スロープを設けて歩行者や自転車の通行は可能とする」と答弁。むねた議員は、その間、誘導員を置くなど通行の安全を確保することを要望、現在3人の誘導員が24時間体制で通行の補助をしています。

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(前橋の写真)

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家屋調査や店舗の経営支援を要望

むねた議員は、右岸の地盤が弱いため、家屋調査は範囲を超えて希望する住居に実施をすること。側道の店舗の経営支援をしていくことを要望。