市民プラザ- 40年前の冷暖房設備、プールなどの大規模改修を

2023.1.27

冷暖房は43年前の設備で「夏は暑すぎて使えない」

むねた議員は、22年12月議会で市民プラザの老朽化問題について質問しました。市民プラザの老朽化は深刻で、この間、施設の休館や一部施設の利用ができない状況が続いているなどの問題も出ています。

冷暖房設備も市民プラザ竣工当時からの43年前の設備だということ。冷暖房設備が相当古く、「地下の児童用プレイルームも暑すぎて使えない」という苦情が多くの子育てしている方から寄せられましたが、いまだ改修がされていないということを指摘しました。

プールは設備故障、内装がはがれ、シャワー室・更衣室も汚い

21年12月にも、むねた議員はプールについて、「内装がはがれており、雨漏りがする。シャワー室や更衣室が汚くて利用する気にならない」などの問題を取り上げましたが、いまだに改善されていません。プールやシャワー・更衣室は40年以上も大規模改修がされておらず、「民間のプールや施設では、考えられないこと」という声が上がっていることを指摘。今回の改修は、昨年10月に発生した設備故障によるもので、「少なくとも2023年3月末までは再開できない」ということです。むねた議員は「プールやシャワー・更衣室などの大規模な改修を早急に行い、早期の再開を」要望しました。

「音楽やダンスをする多目的室が足りない」との声

むねた議員は、施設利用について、以前の宿泊施設だった和室の利用率は、一桁台ということでかなり低く、一方、他の会議室や多目的室などは、利用率が高く「音楽室やダンスなどをおこなう練習室は、なかなか取れない」、和室については、「椅子がなく、お年寄りにとっては使いづらい」という声も紹介。和室については、いすやテーブルを置くなどの洋室化や、利用率が低い部屋などは多目的室への用途変更も含めて、より使いやすい部屋にすることを要望しました。

日本庭園は、ナラ枯れによる樹木の倒木で、現在、全面閉鎖されておりますが、「被害樹木の伐採や選定など速やかな実施と早期の再開を」要望しました。