むねた裕之
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川崎市・平瀬川護岸工事:前橋、側道の通行止め期間と前橋の階段・スロープの設置

12月21日、むねた議員は、一般質問で「平瀬川の護岸工事について」質疑を行いましたので、紹介します。

●質問

前橋から新井台橋までの区間について、建設緑政局長に

・6年前から始まった平瀬川の護岸工事は、現在、2年債務工事として「高津区内平瀬川護岸改修工事(その5)工事」が実施されています。

同工事において前橋から新井台橋までの区間の右岸の工事期間について伺います。

◎答弁

高津区内平瀬川護岸改修その5工事といたしまして、前橋から新井台橋までの約170メートルの区間において、前橋の上流側にある既設の仮設構台を新井台橋まで延伸させた後、変状が著しい右岸側の一部区間に鋼管ぐいを打設するものでございます。

右岸側の工事期間につきましては、令和5年3月から令和6年3月まで行う予定でございます。

(ディスプレイ)

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●質問

・前橋から新井台橋までの右岸は、変状が最も激しく一刻も早い工事が必要です。工事期間は来年3月から24年3月までの1年間ということです。

・住民説明会でも前橋の通行について、バス停、郵便局やスーパーに行く上でも重要であり、市民の一番の関心事でした。

前橋の通行止めになる期間、右岸の側道の通行止めになる期間を伺います。前橋の通行止め対策として人道橋などを設置するのか、伺います。

◎答弁

前橋の通行止めの期間につきましては、資機材の搬出入等による・一時的な通行止めのほか、大型クレーンなどの重機の入替などにより、令和5年1月から3月、及び10月から12月まで、通行止めを予定しております。

右岸側の管理用通路の通行止めの期間につきましては、既設護岸の撤去や鋼管ぐいの打設などにより、歩行者自転車を除き、令和5年1月から令和6年2月まで、通行止めを予定しております。

また、前橋の通行止めに際しては、前橋の上部にある仮設構台へ接続する仮設の階段とスロープを設けることで、歩行者と自転車が通行可能となるよう対応してまいります。

(ディスプレイ)

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●質問

・前橋の通行止めは、来年2回にわたって全面通行止めになるということですが、その間でも「仮設構台へ階段・スロープを設けて歩行者や自転車の通行は可能とする」ということでした。多くの市民にとっても朗報ですので、その間、誘導員を置くなど通行の安全を確保して、住民への周知をお願いします。

前橋パーキング(前橋右岸)の方への代替駐車場、周知について伺います。

◎答弁

前橋の右岸側にある駐車場につきましては、現在、北側の河川管理用通路のみからの出入りになっておりますが、前橋や管理用通路を通行止めする期間においては、駐車場の南側の士地を介して、市道上作延51号線から出入りができるよう、関係地権者などと調整しているところでございます。

また駐車場利用者への周知につきましては、通行止めの開始前までに、お知らせのチラシを配布するとともに、現地へ掲示板を設置するなど、丁寧に対応してまいります。

●質問

・前橋の右岸正面にある駐車場はかなりの利用者がおりますが、唯一の出入り口であった北側の側道が通行止めになるので、大きな問題となっていました。しかし、駐車場の南側からも出入りができるように地権者と調整中ということですので、ぜひ、その方向で進めるように、また利用者への周知もお願いします。

家屋調査の範囲について、範囲外の方からの家屋調査の要望に対してどのように対応しているのか伺います。調査対象外の方から工事前後の写真などをもとに損害が生じたとされる場合は補償対象とするのか、伺います。

◎答弁

家屋調査につきましては、護岸の主要な構造物である鋼管ぐいの施工による影響を考慮し、くいの長さを基に護岸から約17メートルの範囲にある家屋を対象として、調査しているところでございます。

また、調査範囲外の家屋につきましては、建物等の所有者から損傷発生等の申出があった場合には、工事による影響の有無を確認させていただいた上で、工事に起因する損傷であると認められる場合には、適切に対応してまいります。

要望

・この地域は、もともと田んぼであり、山からの水を含んだ軟弱地盤で護岸の変状が激しく、電柱が傾き、道路がひび割れ、家屋にひびが入っているような区域です。通常、17mの深さの杭であれば、両岸から17mが家屋調査の範囲ですが、こういう特別軟弱な土地であることを考慮して、範囲外であっても希望者があれば、対応することを要望して質問を終わります。