むねた裕之
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川崎市の中小企業の新製品開発

川崎市議会9月議会において、むねた議員は決算審査特別委員会で、中小企業支援について質疑を行いました。

ライセンス契約39件、製品化27件、起業件数18件

むねた議員は、中小企業の新製品開発支援について、知的マッチングやK-NIC(起業家をサポートする起業家支援拠点)、専門家による伴走型個別支援について質問。経済労働局は「これまでに39件のライセンス契約が成立し、このうち27件が製品化されている」と答弁。K-NICについては「令和2年度の起業件数については18件」と答弁。むねた議員は、マッチング件数、製品化件数がまだ少なく、コーディネーターにしても知財マッチングは4人、K-NICは3人と少ないと指摘。大阪市が行っている中小企業支援を紹介。専門家集団で約50人の体制で月1回のマッチング会議を実施する中で、年間200社、800件のマッチングの実績を上げていることを紹介し、大阪市なみの方法と体制での支援を要望しました。

福祉製品・サービスの新製品開発と在宅への製品導入

むねた議員はウエルフェアイノベーション(優れた福祉製品・サービスの創出・普及事業)について、どのような福祉製品やサービスが生まれたのか質問。表にあるような新製品や製品・サービスが導入されました。課題としては、現場のニーズを製品化して中小企業の仕事につなげるには、時間と資金が必要であり、認知度がということで、施設への福祉製品導入促進、福祉製品展示会、支援メニューの情報提供などを強化することを要望しました。

知的マッチング

K-NIC(起業家支援)

ライセンス契約:39件

製品化:27件

企業件数:18件

ウエルフェアイノベーション

(新製品)

介護用シャワーヘッド

網膜投影ディスプレイ

脳波分析ソフト

(在宅での製品・サービス)

排尿センサーの活用

音声拡張機

コミュニケーションロボ