むねた裕之
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川崎港巨大化に1000億円

10月23日(土)午後6時半から、総合福祉センター(エポック中原)で、中原区のタウンミーティングがありました。しかし、聞きたかった肝心な部分の説明がありませんでした。

一つは臨海部の開発、特に川崎港の巨大化計画です。国際コンテナ戦略港湾指定を受けて、「釜山港に対抗する国際拠点港湾、国際ハブポートを実現する」として、京浜三港で現在取り扱っているコンテナを1.4倍に増やすことを目標に設備投資を行う。川崎港のコンテナバースを現在の1バースから4バースにする計画です。川崎港コンテナターミナルはかつて1バース(岸壁)400億円をかけ、マスコミから「船の来ない港」と呼ばれてきました。このコンテナターミナルをさらに第2、3、4バースを建設、10年間で1000億円をかける予定です。さらに周辺道路(国道357号など)のトンネル(1本あたり1200億円)を4本つくる可能性もあり、数千億円規模の計画です。このことは一言も語られず、「財政は厳しい」といくらいっても信じられません。