むねた裕之
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一般質問―中原街道拡幅工事での千年交差点の形状について

12月18日、宗田議員の一般質問が行われ、中原街道拡幅工事での千年交差点の形状の問題について質疑を行いましたので、紹介します。

中原街道拡幅工事(蟻山坂工区)について、建設緑政局長に

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11日、中原街道拡幅工事・蟻山坂工区の最終工区の説明会があり、参加して意見・要望を聞いてきました。特に、千年交差点の形状について、図の千年交差点取付部から右上に上がる旧道を車両通行可能とするかどうかで、アンケートを取ったということですが、

千年交差点取付部のアンケートの結果について、伺います

千年交差点のアンケート結果・・旧道の通行可能6割、通行禁止3

◎答弁

「市道千年87号線から丸子中山茅ケ崎線への車両通行に関するアンケート調査」につきましては、本年11 月に、今後工事を進める上での参考とさせていただくため、当該取付部を生活圏とする約250世帯の方々を対象に、個別配布やホームページなどにより意向調査を実施したところでございます。 アンケート結果につきましては、回答数約80件のうち、「車両通行を可能とした方が良い」とされた方が約6 割、「車両通行を禁止したほうが良い」とされた方が約3 割、「その他」が約1割でございました。

◎質問

車両通行可能の案は、図の右上、旧道から中原街道へ出ることのみ可能で、中原街道でも左折のみ可能です。交差点から旧道へは入れません。この案に賛成の方は62%で、車両通行禁止の案の2倍以上でした。

11日の住民説明会での意見や要望について、伺います

◎答弁

工事区間に接しております千年町会などの方々に対しまして、整備内容や工事の期間、進め方などについて御理解と御協力をいただくため、 12月11日に説明会を開催したところでございます。 説明会では、工事期間中および供用時の速度抑制や騒音振動などの対策、千年交差点付近における歩行者の安全対策などの御意見をいただいたところでございます。 今後につきましては、これらの御意見を踏まえて、地域の方々や交通管理者など関係機関と協議を進めてまいります。

通行可能とするにしても禁止案賛成の方々の意見に十分配慮を

◎意見・要望

住民説明会では、千年交差点の形状について「利便性よりも歩行者の安全性を」として通行禁止を選択する方もおりました。本市の「今後の方向性」として「通行可能案を基本計とした形状を検討」「検討結果に基づき交通管理者と協議」するとしています。ぜひ、十分に通行禁止案に賛成した方の不安の声も聴き、それに応えるような方向で進めてほしいと思います。説明会後に、私も現地に聞き取り調査をしましたが、9年間、千年交差点に立って通学児童のみまもり活動をされていた方には、アンケートは配られませんでした。しかし「危険な場面を何度も見てきた」と話されていました。別の方は「朝の時間帯、野川方面から来る車の規制を」という意見もありました。再度、追加アンケートの配布の検討と、交通管理者と朝の通学時間帯の車の交通規制の検討を要望します。

影向寺バス停の位置や車のスピード制限についても要望に応える対応を

「影向寺バス停や信号の位置についての検討を」という意見もありました。いろいろ賛否両論あると思いますが、それぞれの意見を十分聞いたうえで、一番ベストな位置を交通管理者と協議して決めてほしいと思います。

また、「カーブのところでスピードを出しすぎて家に突っ込んできた」など車のスピードの出しすぎによる事故や「ダンプが通るときの振動」について対応を求める声がありました。ぜひ、それらの要望に応えるような対応を求めておきます。