むねた裕之
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視察・神戸市(中小企業マッチング支援)-川上川下ビジネスネットワーク

7月3日、日本共産党川崎市議団は神戸市を視察。中小企業支援、特にマッチング支援を行う「川上川下ビジネスネットワーク事業」を視察しましたので紹介します。

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この事業は、兵庫県内の信用金庫11社が支援して、中小企業にコーディネーターを派遣して、調査、戦略支援、成果を出すための活動をしています。

コーディネーターは25人の専門家集団

元大企業の技術者を中心に25人の専門家がコーディネーターとして活動しています。分野は、重化学工業から金属、電気、IT産業の技術者や商社、銀行・信用金庫などの金融分野まで、広い人材を集めています。活動費は、調査1回で7000円、成果創出活動では1回12000円です。

調査―信用金庫職員がアポや付き添いまで

各社の技術製品を調査に企業を訪問しますが、一番大変なアポイントは、信用金庫の職員が、本来業務をしてやってくれるため、コーディネーターは、門前払いをされることはなく、信用金庫職員が一緒に聞取りまで付き添ってくれるため、大変喜ばれています。

支援のための戦略―課題の明確化と大手に技術や製品を紹介

コーディネーター会議(月1回)で全コーディネーターが一堂に会し情報を共有し、ブラッシュアップ会議(月4~5社)で企業の経営者と課題を明確にして、その具体策を検討します。その後、大手企業とのマッチング会で大手企業に対して中小企業が自社の技術や製品を紹介し、取引の可能性を探ります。

成果を出すための活動―実際のマッチング、公的補助金、資金調達支援

コーディネーターが個別企業同士のマッチングをアレンジ。公的補助金の申請支援や資金調達、メディア支援を行います。

成果

2017年度のマッチング成立は82件、サポート110件にもなり、2006年からの11年間で765件のマッチングを成立させている。