むねた裕之
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平瀬川護岸工事ー工事の延期と右岸住宅の損傷

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(写真)平瀬川護岸工事(右岸から左岸を)

右岸工事は障害物除去のために延期、その後、左岸工事に着手

高津区上作延の平瀬川では、老朽化した護岸の補修工事中に河川管理用通路が沈下するなどの変形が発生し、現在、下流に向かって右岸の緊急対策工事をやっていますが、今年3月までの工期を延長することになりました。宗田議員は、工期の延期理由と完成期日について質問。建設緑政局長は「障害物が地中にあることが判明し、障害物を除去するため、完成期日を2018年9月に延期」したと答弁しました。また、左岸(対岸)の工事について質問したところ、局長から「右岸の工事に引き続き、左岸の約90m区間を今月中に発注し、18年度の完成を目指す」との答弁がありました。

宗田議員は、市営上作延第2住宅のある左岸のほとんどの方々が、自分の側の護岸工事について周知されていないことを指摘し、周辺住民への丁寧な周知を要望しました。

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(写真)傾いた電柱/戸建ての住宅の土台

右岸の住宅の土台にひび割れ

宗田議員は、現地を視察してきましたが、住宅やマンションの土台がずれており、住民の方々からいろいろな疑問や要望が出されました。ある方のお宅は、工事が始まってからも家の土台や変形が進み、戸はゆがみ、塀は河川側に傾き、地下の水道管が外れて水が漏れ、自前で工事を行い、水道料金は市で負担してくれましたが、工事費用は自分で払ったということでした。新築の住宅にも10㎝ちかいひび割れが見られました。マンションにお住まいの方からは、「住民説明会を開いてほしい」という要望が出されました。

建設緑政局には、「損傷発生への丁寧な対応」と「建物の所有者以外の方たちのためにも住民説明会」を要望しました。