むねた裕之
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高津区消防出初式に参加

1月7日、高津区の消防出初式に参加しました。

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今年は高津消防70周年ということもあり、川崎古式消防記念会の木遣り、纏振込み、はしご乗りの演技もありました。特に、はしご乗りの演技は、素晴らしく、はらはらドキドキしながらも、日ごろの訓練の成果をたっぷりと堪能しました。

消防団員、消防職員、協力団体の表彰式がありましたが、日頃の訓練とご苦労には本当に頭が下がります。高津区の火災件数は、2017年38件と昨年よりも16件も減らしたことは、この方たちの努力のたまものでもありました。

この方たちの努力に応えるためにも行政がしっかり支援しなければならないのですが、川崎市の防災対策は遅れています。消防職員は国基準の必要数に対して150人も不足し、救急車は5万人に1台必要という国の配置基準に対して人口30万人分に匹敵する6台も不足しています。避難者想定は36万人なのに避難所となる学校体育館の収容可能は9万人分しかなく、住宅耐震化の必要数8900戸としながら耐震改修助成は全体改修で年間102件分と、とても追いついていないのが現状です。この方たちの苦労に応えるためにも市政は、防災にもっと力を入れなくてはならないと実感しました。