むねた裕之
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一般質問―中原街道拡幅工事(千年交差点―能満寺交差点)について

12月15日、川崎市議会第4回定例会で、一般質問を行いました。

地元の中原街道拡幅工事について質疑したので、その概要を紹介します。

中原街道の拡幅工事について、建設緑政局長に伺います

・都市計画道路・丸子中山茅ケ崎線、いわゆる中原街道の千年交差点から能満寺交差点までの蟻山坂(ありやまざか)工区の工事が昨年11月に始まり1年が経ちました。昨年9月に地元説明会が開催され、昨年11月には千年の住民の方々と一緒に南部都市基盤整備事務所で説明を受けて、昨年12月議会には、それら要望に基づいて質問もしました。

・その中で多かったのは、千年89号線の通行止めによる迂回路の問題です。

(写真・千年交差点から能満寺交差点までの迂回路)

写真(中原街道・迂回路)

千年92号、93号、87号の交通規制と住民への周知はその後どうなっていますか、千年89号線の通行止めはいつまで続くのか、伺います。

(答弁)

千年交差点から能満寺交差点に至る蟻山坂工区につきましては、昨年11月から工事に着手したところでございます。 整備にあたりましては、影向寺バス停付近において、 現地盤面より最大2.4メートル程度高くなることから、 接続する市道千年89号線を通行止めとし、周辺道路への迂回をお願いしているところでございます。 市道千年92号線など一部の迂回路につきましては、狭艦なことから、全10か所の案内看板に一方通行のお願いを示すとともに、地域住民の方々に周知を図り、御理解をいただいているところでございます。 また、市道千年89号線などの通行止めや迂回路の期間につきましては、来年3月までを予定しております。

・迂回路の一番の原因である89号線の通行止めは、来年3月で解除されるということです。あと少しの辛抱です。

・現在の工事の状況ですが、

写真(中原街道・盛土イメージ)

・道路を3車線に分けて、1次盛土1m、二次盛土1.4mと2回に分けて盛土を行う。現在、一番右端の車線の1回目盛土が完了し、今は真ん中の車線で2回目を実施中。一時盛土3回、二次盛土3回でトータル6回の盛土工事がある。大変な工事です。

(現場の写真)

写真(中原街道・現場写真)

今年8月にも2回に分けて住民説明会が開かれましたが、そこで出された意見、要望はどのようなものがあったのか、伺います。

(答弁)

工事区間に接しております千年町会などの方々に対しまして、整備内容や工事の期間、進め方などについて御理解と御協力をいただくため、本年8月に2回実施したところでございます。 説明会では、千年交差点付近における工事期間中の歩行空間の確保や、早期の工事完成などの御意見をいただ いたところでございます。

・出された要望は「千年交差点手前の道路予定地の通行可能にすること。雑草の処理など」、「全体の工期をできるだけ短く」ということでしたが、

それぞれの対応について伺います。また、工区全体の完成時期について伺います。

(答弁)

千年交差点付近における工事中の歩行空間の確保につきましては、道路予定地を活用し、暫定的に整備したところでございます。 工事につきましては、適切な進行管理を行い、順調に進めており、工区全体の完成時期は、平成31年度を予定しているところでございます。

・2つの要望に対して、千年交差点付近の道路予定地は整備したということ、工期の完了は2年後の2019年度ということでした。大変難しく、大変な工事ですが、工期は遅れることなく進んでいるということでした。また、適切な時期での住民説明会と地元住民の立場に立った整備をお願いします。