むねた裕之
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共産党の代表質問①ー核兵器廃絶、平和の問題について

12月8日、日本共産党の代表質問において核兵器廃絶、平和の問題について質問し、市長に見解を伺いましたので紹介します。

質問

10月27日、国連総会の第1委員会は、核兵器禁止条約の締結交渉を来年開始する決議案を賛成123か国という圧倒的多数で採択しました。核兵器禁止条約に向けた交渉が17年3月から国連で開催されることが確実となりました。このことにより、核兵器禁止条約にかりに核保有国が参加しなかったとしても、国連加盟国の多数が参加して条約が締結されれば、核兵器は人類史上初めて「違法化」されることになります。そうなれば、核保有国は、法的拘束力は受けなくても、政治的・道義的拘束を受けることになるなど、今回の採択は「核兵器のない世界」への扉を開く歴史的な決議となりました。

一方、日本政府は、今回の歴史的決議に対しても「反対」の態度をとるなど、唯一の被爆国の政府としてあるまじき態度をとり続けています。

市長は、今議会の提案説明でも「核兵器廃絶都市宣言を行っている自治体の長として、今後一切の核実験の中止を」求めています。市として核兵器廃絶に背を向ける日本政府に、核兵器廃絶を求めるべきです。市長の見解を伺います。

市長答弁

他の都道府県・政令指定都市に先駆けて「核兵器廃絶平和都市宣言」を行った本市としましては、引き続き、国内外の自治体と連携・連帯しながら「核兵器のない世界」への流れを全力で支援してまいりたいと存じます。