むねた裕之
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男女共同社会をすすめる会との懇談ー多くの市民の参加を!

7月14日、川崎の男女共同社会をすすめる会と懇談を行いました。

「すすめる会」とは

国連が1975年を「国際女性年」と定め、76~85年を「国連女性の10年」として、女性の人権を確立する世界的な取り組みがありました。日本でもその風を受けて、女性の地位向上や社会参加の拡大・男女差別をなくそうと全国で様々な取り組みがされました。

川崎市では1975年9月に「国際婦人年かわさきのつどい」を開催し、「国際婦人年川崎婦人連絡会」を結成し、小杉の中小・婦人会館を中心に活動。1985年、「男女平等の原則」と「女子差別撤廃条約」を基本理念として「川崎市男女共同社会をめざす計画」を策定しました。 「めざす計画」の推進母体として市民の力を結集するために設立されたのが、「すすめる会」です。

懇談事項

川崎市男女共同参画センターが公募する男女共同参画協同事業費の増額を

 15年度は委託費の付く個別テーマがあらかじめ指定さててきたが、今年度は応募企画の中から選択して委託費をつけるように改善された。

すくらむネットのあり方について

 広範な市民や団体の力も必要であると指摘してきたが、形骸化が目立っている。「男女平等フォーラム」も開催方法やテーマ選定の方法の改善が必要。多くの市民、団体が参加して解決しなければならないテーマを共有して市民の学びの場にしてほしい。

③「保育園落ちた」の波紋の解決に向けて

 働く女性が輝き、活躍できるようにすすめるために最低の保証としての認可保育園の増設を

すすめる会の2016年男女共同参画事業への協力支援のお願い

 テーマ ①なぜ保育園足りないの?議員と語ろう・・市議会議員女性議員連盟の議員さんへの参加要請

      ②「非正規職シングル女性調査」から見える社会構造

 

懇談では、

「女性も男性も参加したくてもできない」という雇用の実態が出されました。男性の女性蔑視や独身女性の生きづらさなども出されました。日本は、女性の賃金も低く、労働条件でも男女差が激しく、いろんな差別がある現実をどう変えていくのか?課題は山積みだと感じました。