むねた裕之
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参議院選挙の結果について

「浅賀由香」の画像検索結果

参議院選挙が終わりました。

選挙結果

日本共産党は、改選3議席から6議席(比例5人、選挙区1人)へと倍化し、非改選と合わせて14人となりました。比例の得票は、躍進した2013年と比べて515.4万(得票率9.68%)から601.6万(10.74%)へと前進。

神奈川県では、比例で1998年に次ぐ50万8913票、前回13年の得票を27%増やし、得票率でも前回の10.19%を12.46%に伸ばし、得票数、得票率で公明党を抜いて県内第3党となりました!

選挙区では、あさか由香候補が48万7729票、11.89%を獲得、得票、得票率友に前回より伸ばし大健闘しましたが、3万7000票差で惜敗しました。応援してくださった方々に対しては、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

野党4党と市民が共闘で1人区で11選挙区で勝利

全国で始めての野党共闘の候補者を32の1人区すべてで立てて戦い、前回の3選挙区が今回11選挙区で勝利しました。これは戦後政治初めてのこと。それにプラス市民運動の方々が今回の選挙に協力し、野党4党+市民という共闘も戦後初めてでした。多くのところで無党派層の6割から7割の得票を獲得し、共闘効果が発揮されました。神奈川でも生活の党が初めて共産党候補・あさかさんを推薦し、高津区の宣伝でも毎回市民の方々が応援に駆けつけてくれました。

安倍首相が激しい野党攻撃、共産党攻撃

選挙戦では、安倍首相を先頭に激しい野党攻撃、共産党攻撃を繰り返されました。一国の首相が、共産党を名指しで連日攻撃する選挙というのは異常なことです。「野党共闘は野合」という攻撃に対しては「立憲主義を取り戻す」という野党と市民の結束の大義を太く示して反撃。自衛隊問題を利用したわが党への攻撃に対しても「今問われているのは自衛隊が違憲かどうかではなく、自衛隊を海外の戦闘地域に派兵していいのかが問われている」と反撃しました。

今回の争点・安保法制・憲法・アベノミクス

今回の選挙は、安保法制と憲法を最大の争点に押し上げ、安保法制を廃止して立憲主義を取り戻すこと、憲法改憲は許さないことを訴えました。アベノミクスに対しても①税金の集め方のチェンジ、②税金の使い方のチェンジ、③働き方のチェンジという3つの対案を示して戦い、多くの国民に期待と共感を広げました。掲げた公約実現のために全力を挙げます。

改憲勢力2/3-改憲に白紙委任ではない!

選挙の結果、改憲勢力が議席の3分の2を占めましたが、安倍首相は選挙演説で憲法に一切触れず、「憲法隠し」に終始しました。出口調査でも改憲反対が多数を占めていることでも明らかなように、国民は改憲への白紙委任を与えたわけではありません。憲法改悪阻止のために全力を挙げます。