むねた裕之
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代表質問の特徴①-臨海部の大規模事業について

9日におこなった日本共産党の代表質問での今回の特徴は、

第1に、臨海部の大規模開発について、追求しました。

羽田連絡道路について

大師橋の近くに約300億円かけて殿町と羽田空港を結ぶ橋ですが、次のような問題点が出てきました。

干拓の破壊・・「わずか5分の時間短縮のために道路建設。渡り鳥のすむ干拓が犠牲に」とネットニュースで紹介された。橋の建設の工事用船舶が出入りするために川の浚渫をすることが明らかに。

「作らないとどんなマイナスが?」・・「数値が出せない」と答弁

「2車線にした理由?」・・「総合的判断」と明言避けるが、2車線のためにアセスをする必要がなくなった。

ー>効果も必要性もまともに答えられず、貴重な干潟を破壊するような300億円の橋を建設は中止を求めた

 

コンテナターミナルと東扇島の埋立について

現在、コンテナターミナルの第1バースだけでは、「置き場所が逼迫」するため、240億円かけて埋立をし、第2、第3バースを建設する総額390億円の計画ですが、次のような問題点が!

現在の第1バースの最大取扱量は?・・現在、10万TEUの取り扱いですが、目標は40万TEU。川崎より少し大きい沖縄の那覇港は、2バースで45万TEU取り扱っている。答弁は「企業情報なので公表できず、算出できない」

置き場所が不足する状況は年間何日か?・・「中国の休日の時期」と答弁。

ー>「置き場所が逼迫している」のは中国の休日の日。40万TEUになる根拠もなく、現状のコンテナの取扱い能力も把握せずにどうしてあと2つもバースが必要なのか?総額390億円のコンテナターミナルと埋立の計画の中止を求めた。