むねた裕之
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市民車座集会に参加ー市民からたくさんの要望が

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市民車座集会に参加し、川崎市の「新たな総合計画素案」に対する市民の意見を聞いてきました。
4時間もの長い集会でしたが、市民からは多様な意見、要望が出されました。
その主な意見を紹介します。

福祉については、
「自治体の役割は「福祉の増進」ですが、この計画書にはその視点がない」
「福祉のところでは、自助、共助が強調されていて、公助が軽視されているのでは?」
「小児医療費助成は、ぜひ、中学卒業まで無料に」
「特養ホームを増やして欲しい」
「地域包括センターでというが、施設でないと暮らしていけないお年寄りもたくさんいる」
「市民アンケートの結果では、川崎市は他の政令市に比べて高齢者、障がい者の支援、社会保障、医療、子育ての分野で満足度が低い。この要望を受け止めて計画に反映を」
「ハローワークでの手話通訳の回数を増やしてほしい」

集会の持ち方については、
「前の総合計画の時には、最低、各行政区で1回は説明会をやっていたのに、今回は30年の計画なのに立った1回のみ。納得がいかない」
「集会の様子は、ネットでも見られるというが、ネットを見られないお年寄りがたくさんいる」

教育については、
「中学生殺害事件もあったように、川崎の教育は決して良くはない。不登校、全日制高校への進学率を見ても全国最低レベル。解決のためにも中学校での少人数学級の実現を」
「子供の貧困対策への支援を強めてほしい」
「中学校給食で怖いのは食材。ヨーロッパでは禁止されているものも使われるのでは。コストをかけてでも安全なものを」

街づくりについて
「小杉、新川崎で高層マンションが乱立。いろんな問題が出ている。どうするのか?」
「麻生区の地域に路線バスを通してほしい」
「気軽に使える施設がどんどん減らされている。等々力プールの代わりのプールを」
などです。

これらの要望をぜひ、新総合計画に反映して欲しいと思います。