むねた裕之
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「イスラム国」による後藤さん殺害ー残酷非道な蛮行に怒りを込めて糾弾!

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「イスラム国」により湯川さんに続き、後藤さんが殺害されました。
なんという残虐な卑劣な行為か!
決してこんなテロは許してはならない!
激しい怒りを感じました。

後藤さんは戦火で苦しんでいる子どもたちや女性を取材し、
戦争の惨状を伝え、平和を訴え続けました。
こんな人を人質にとって殺害するとは!
しかし、後藤さんの母は訴えます。
「戦争のない社会を作りたい」という健二の意志を継ぐ、
「悲しみが憎悪の連鎖となってはいけない」
本当にその通りです。
私たちは、この怒りの感情と共に、冷静に理性的にこのテロに立ち向かわなくてはならない。

こういうテロにどう立ち向かって行くのか?
日本は改めて問われています。

いま求められているのは
国際社会が結束して「イスラム国」に対処し、
国連決議2170にあるように
外国人戦闘員の参加を阻止し、資金源を断つなどして
孤立させ追いつめ武装解除と解体に追い込むことです。

また、日本政府の対応についても検証が必要です。
安倍首相は中東歴訪前に「脅迫」されている事実をつかんでいたにもかかわらず、
中東訪問を強行し、「イスラム国」と戦うための支援を約束しました

同時に、今回の事件を機に、米軍などによる「イスラム国」への空爆への自衛隊支援は「憲法上可能」と述べ、
集団的自衛権を使って自衛隊の海外派兵を狙っています。
テロ集団の蛮行を機に「海外で戦争する国」作りを推進する動きは、絶対に認められません。

ぜひ、国会での政府の対応の検証と情報公開を!
国際法に基づき、安保理決議に沿って「イスラム国」を包囲して
テロに立ち向かっていくべきです。