むねた裕之
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川崎市の「財政は厳しい」?ー実は財政力は全国トップ!

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川崎市の市政で最大の問題点は市の財政、税金の使い方です。
その最大のごまかしは、「財政が厳しい」という主張です。
9,10月の市議会での日本共産党の追及で、「厳しい」という根拠はすべて崩れました。
共産党が示した事実は以下の通りです。

第1は、川崎市の財政力は全国の大都市の中でトップ
川崎市の財政力指数は20政令都市中で1位(2013年:0.995)で、全国一財政の健全度が高い。

第2は、「厳しい」と言いながら臨海部に延べ数千億円規模の大規模開発を推進。
「船の来ない港」開発に1022億円(その半分が必要のない橋建設:540億円)、羽田連絡道路の建設400億円など。

第3は、市は収支不足の根拠を示せず。
「2014年度は67億円の赤字」としていたが、実際は15億円程度かゼロ。
「2015年度は194億円の収支不足」「今後10年間で1633ー3841億円の収支不足」
の根拠示せず。

第4は、市民要求実現のための「減債基金」積立額が1000億円ある。

結局、川崎市は、「財政が厳しい」のではなく、全国トップの財政力を無駄な大型開発に費やして、
肝心の福祉、暮らしの予算が削られている、
ここにこそ、問題があるのです。