むねた裕之
むねた裕之むねた裕之

川崎市議会の決算特別委員会ー公園、街路樹の維持管理費が他都市と比べて極端に少ない!

image
川崎市議会の決算特別委員会を傍聴しました。

午前中から自民党、公明党、民主党を傍聴しましたが、印象に残ったのは「財政が厳しい」から、いろんな補助金などの見直し削減で「行政改革をしっかりやるように」という質問が多く、市長も「財政が厳しいから」と行革をしっかりやって行くというような、かなり市民生活に関連のあるところも見直す答弁が多くありました。

そんな中、共産党の総括質疑は、いろんな問題点を指摘し、それを裏付ける調査やデータがしっかりしていて見応えがありました。

例えば、公園、街路樹の維持・管理に関する質疑です。
市内のあちこちに雑草が生え放題で手入れが行き届いていない公園、街路樹などが多く見られ、この間の市民アンケートにも多くの方から苦情が寄せられています。

川崎市の公園面積は2009年は691ヘクタールから2013年734ヘクタールに増えているのに、公園維持管理費は2009年16億4600万円から2013年14億8300万円と逆に減っています。

単位面積当たりの維持管理費は2009年238円から2013年202円と減少。
他都市と比べると2012年の数字ですが、横浜市は523円、世田谷区は1152円と川崎市の2.5倍から5倍の開きがあります。

こういう実態から見ても公園、街路樹の清掃や除草、剪定が行き届かないことは明白です。

来年度の予算では、公園、街路樹の維持管理費を倍の予算にする必要があると要望しました。