「楽園のカンヴァス」ーアンリ・ルソーの絵の凄さ！
久々に感動した本です。
原田マハの「楽園のカンヴァス」、絵の素晴らしさと画家の凄さを知りました。
表紙の絵はアンリ・ルソーの「夢」という絵で、ニューヨーク近代美術館にあるルソーの傑作です。この本はこの絵にまつわる話です。
私もいろんな美術館でアンリ・ルソーの絵を見てきましたが、どの絵も強烈に覚えています。一度見たら忘れられない絵です。
私が妻とニューヨーク近代美術館に行き、この絵と「眠れるジプシー女」をみました。わたしとしては「眠れるジプシー女」の方が頭に残っています。
最初にルソーの「人形を持つ子供」を見たとき、「なんだ、これは！」「これは、子供の絵か？」と思いました。
しかし、一度見たら忘れられない、凄い絵をいうのはこういう絵をいうのでしょうか？
この絵を一目見て「天才」と見抜いたピカソも凄い！
こういう人こそ「天才」というのだろう。
