むねた裕之
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震災ボランティアー水と食料を住民に配給・中島スト アーと共産党に助けてもらった

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震災当時、相馬市で水・食料の配給所として活躍した中島ストアーの社長さんから話を聞きました。
震災当時は、水道は止まり、国道は段差で寸断され、食料と水がストップ。
特に水は、飲み水だけではなく、ご飯を炊いたり温かい食べ物を作るのにも必要でした。
社長さんは、すぐに従業員を集め店に備蓄した水と食料を住民に配給。
役所にも掛け合いましたが、役所は避難所に配給するのが手いっぱいでお手上げの状況。
そこで、市場にあった生魚を運搬する水槽付きのトラックを3台借りてきて、市の水道事業所から水を運び、住民に配り始めました。
1日8〜10回、50人の手作業で3日間がんばりました。
市場の冷凍庫にあった魚などもストアーに集め、店でも炊き出しもやり、町では唯一の食料と水の配給所として活躍。
20人いる従業員の方は、1ヶ月、1日も休まず働き続け、住民に水、食料を配り続けました。

以前は、「中島ストアー=共産党」ということで偏見を持っていた住民も、震災のあとは、どこへ行っても「中島ストアーと共産党に助けてもらった」と大変な評判になりました。

これを聞いたボランティアも「すごい話を聞けた。当時、何が起こったのか、どういう対応したのかがよく分かった」、「現場で体験された人の話を聞けて、すごい良かった」などみんな、中島ストアーと共産党の活躍に驚いていました。

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