むねた裕之
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震災ボランティアー福島県・南相馬の実態

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福島の被災地の実態を知り、愕然としました。

悪性甲状腺がんの疑いー27人
6月4日に発表された福島県内0ー18歳までの甲状腺検査では、45.1%から5mm以下のしこり、2cm以下の膿疱が発見されています。
すでに悪性甲状腺がん、疑いを含めると27人が見つかっています。

除染は全然進まず、除染予算は全額返還
南相馬市の除染は環境省直轄事業になっていますが、公共施設・学校以外の家庭敷地内がやっと始まりました。6/3時点で除染必要件数は14728軒のうち除染されたのは393軒にすぎません。道路は70%、田畑は調整中として計画すら発表されていません。放射能を含んだゴミを持って行く場所が決まっていません。国から出ていた昨年の除染予算360億円は国に全額返還されました。
除染する労働者に対する賃金が4次下請けで元請けの30ー40%でしかなくゼネコンと関連下請けにピンハネされて危険な作業を低賃金でやらされています。