むねた裕之
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県知事は4年ごとに退職金4176万円!

今日の朝は、新しいタスキをかけて新城駅で宣伝をしましたが、すごく反応がよかった内容がありました。私の県議会傍聴ときの話です。

9月15日に県議会を傍聴に行って驚いたことがいくつかあります。

一つは、緊張感が全然ないということです。自民党と民主党の代表質問を聞いたのですが、ほとんど知事の政策を持ち上げる発言。誰も問題点を突っ込むこともなく、知事は楽々と答弁をしていました。こんな感じですから、居眠りをする議員も多くいました。しかし、こんな県議会も緊迫するときがあります。それは、共産党の議員が質問するときです。小学生でもしないような汚い野次と怒号で発言が聞き取れなくかるほど。よほど追求がこたえるのだと思います。しかし、こんな共産党の質問も、議員が一人のために4年に1回。神奈川県議会が議会らしくなるのは4年に1回の状況、あまりにも議会が馴れ合いになっています。

二つ目に、そんな議会で、重要な予算案が通されようとしています。現在、法人2税に超過課税をして150億円の税収をあつめています。それを今までは、福祉・教育・防災などに使っていたのですが、これを来年度から全部やめて、道路建設一本につぎ込もうというのです。あれほど、国政では「コンクリートから人へ」と無駄な道路建設を削る方向に動こうというときに、いまだ神奈川県は福祉を削り道路建設に突き進もうとしているとは驚きです。

三つ目に、神奈川県知事の退職金についてです。知事の退職金はなんと4年ごとに支払われ、しかもその金額が1回4176万円だということです。これはあまりにも庶民感覚とかけ離れています。4年ごとということと同時に減額をさせなければと思いました。

これらのことを実際にみてきて、県議会を改革する議員が絶対に必要だと改めに感じました。