むねた裕之
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被災者の願い、運動が政府を動かす(石巻)−お風呂の追いだ き実現

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石巻震災ボランティアの2日目は、東京の法律事務所後援会と合同で仮設住宅での無料バザーと聞き取りをしました。

仮設住宅の方々が一番喜んでもらったのは、「お風呂の追いだき機能」が追加されることになったことです。
「冬場、家族が何人も入るのに何度も足し湯しなければならない」「ガス代がすごい」など、この要望が一番多くありました。
さらに次の2点が実現。
・居住期間(原則2年)の1年延長
・共同物置の設置

これらの要望をボランティアで聞き取り、共産党が議会で追求しながら、被災者の運動との連携プレイで行政、政府を動かすことができました。

聞き取りで新たに出てきた要望は次の2点です。
・カビが大量発生
・壁が薄く隣の物音で眠れない
などでした。

今回の参加者の感想を紹介します。

・「話しを聞いて何も言えなくなった」Nさん(30才、男性)
3月の震災のあと仕事を辞めた。「ボランティアに行かないと」と思っていた。日和山の震災前の写真と現実の街がこんなに違っていて驚いた。復旧も進んでいないと感じた。仮設住宅で家族を全員なくされた方の話しを聞いて、何も言えなくなった。「こういう活動をやっているのは共産党ぐらいしかいない」という人もいて、こういう活動は大切だと感じた。これから1週間、このセンターの活動を手伝うつもりです。

・「現地の状況を自分の目で確かめたい」Mさん(40代、男性)
2回目の参加。できれば毎回参加したいと思っていた。現地の状況を自分の目で確かめたかった。仮設住宅の人から「共産党以外の議員は誰も来ない」ときいて「いったい地元の議員は何をやっているのか?」と思った。恒常的なボランティアが必要だと感じた。