むねた 裕之

石巻震災ボランティア第６陣は、高校生から69歳までの10人参加しました。２日目は、壊滅した門脇町の西光寺のお墓の片付けでした。驚くことが二つありました。川崎のボランティアの方が頭蓋骨を見つけたのです。責任者として私が警察を呼んだり、現場検証に立ち会いました。これまでにも遺体を２体発見しましたが、今回の遺骨は震災の犠牲者ではなく、土葬したものでした。もう一つは、足で釘を踏み抜いたのです。底が厚い登山靴を通したのですから驚きです。破傷風の危険があるのですぐに石巻赤十字病院に急患で入り対処しました。今回は、本当にいろいろあります。