むねた裕之
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アリーナの被災者の方々を訪問-収入がなく貯金も底をつく状 況

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福島からとどろきアリーナに避難してきている被災者の方々を川崎市議と一緒に訪問し状況を聞いてきました。もう避難所生活は2ヶ月になり、私たちの訪問も4度目になります。107人いた被災者の方々は33組81人となっていましたが、まだ多くの方々は、福島にも帰れず、こちらの住宅にも入れず、健康や精神的にも限界に近くなっていました。「一番困っていることは?」と聞くと「お金の問題です」と話してくれました。収入は一銭も入らず、外出したりするにも交通費がかかり、気分転換することもできないのです。「貯金もあと少しで底をつく」「義援金や一時金を早く出してもらいたい」と話してくれました。驚いたのは、そんな被災者の方々にも税金やローンの請求が来ていることです。消費税は47万円の請求、それ以外にも地方税、国民健康保険料や車、家のローンが容赦なく来ていました。国は義援金や一時金など支給するべきお金は支給せず、取るお金だけはしっかり取る。こんな態度に改めて怒りを感じました。