むねた裕之
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県立住吉高校の老朽化

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11日、河野県議、市古市会議員と一緒に県立住吉高校と中原養護学校住吉分教(住吉高校内にある)に視察、懇談に行ってきました。校長先生、副校長先生から切実な要望が出されました。

第一は校舎の老朽化がはげしく修繕についての要望でした。特に外壁がひどく、できてから30年、一度も外壁を塗り直されておらず、黒いカビで覆われていました。他のカベも県に要望してもお金は出ないため、PTAでカンパを集め、ボランティアの方たちが一面ずつ塗り直していました。床のタイルはアスベストが含まれている可能性があり、所々ではげたり欠けたりしていました。また、クーラーが教室だけでなく図書室にもなく、この夏は地獄のように暑かったということでした。

第二の要望は、教室が足りなくなってきていることです。小杉、住吉地域は人口が急増していて、高校、養護学校の教室をつくるのに特別教室、倉庫、教材室なとを潰して使うしかない状況になりつつあるのです。

第三の相談は、就職難の問題です。毎年、卒業生の4%くらい就職希望者がいますが、今年はまだ半数近い生徒の就職が決まっていないということでした。求人も少なく生徒にすすめられるのは10社くらいしかないということです。教育と雇用に責任のある県政の仕事です。