むねた裕之
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川崎市矢上川・地下調節地―2030年に供用開始で住民説明会は12月ごろ

6月議会でのむねた議員の一般質問「矢上川・地下調節地」を紹介します。

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 むねた議員は、高津区の矢上川沿いの浸水被害について、この10年間でも数度、道路冠水などが発生していることを指摘して、洪水対策のための矢上川・地下調節地の進捗状況と完了時期を質問。建設緑政局長は「久末の中間立坑は2017年、梶ヶ谷の発進立坑は2020年に完成。梶ヶ谷―久末間の1期工事は2022年に着工し2027年完成、2030年から供用開始」という答弁でした。当初、2025年完成が5年も伸びたことがわかりました。

家屋調査はトンネル両側20m―55m程度

 むねた議員は、掘削マシーンと土砂搬出について質問。局長は「シールドマシンは梶ヶ谷立坑から入り、掘削土砂は浮島処分場に搬出するが、運搬方法は未定」という答弁でした。さらにトンネル上の住居の家屋調査の範囲について質問、「詳細はまだ決まっていない」という答弁でした。むねた議員は家屋調査の範囲は、一般的にはトンネルの深さが、護岸からの範囲となるので、深さ30mなら両護岸から30mが家屋調査の範囲となることを指摘しました。また、町内会などへの説明会について質問。局長は「宮前区、高津区の9つの町内会で、12月ころから予定している」という答弁でした。