むねた 裕之

宗田 ひろゆき
日本共産党川崎市議会議員(高津区)
携帯日記

川崎市高津区・矢上川の調節地の整備計画

2022年7月14日

6月29日、川崎市議会でのむねた議員の一般質問「矢上川調節地の整備計画について」の内容を紹介します。

◎質問

矢上川・地下調節池について、建設緑政局長に伺います。

(ディスプレイ)

clip_image002[7]*県の資料

・この事業は県の事業で、梶ヶ谷から井田まで、矢上川の地下に貯留地を作るというものですが、

この地下調節池は、どのくらいの降雨量まで耐えられるのか、伺います。

◎答弁

本事業は神奈川県が整備を進めている事業でございまして、 JR貨物梶ケ谷ターミナル駅付近から中原区井田までの延長約4キロメートルに、外径約8.5メートルのトンネルと流入施設として2か所の立坑が計画されているものでございます。

本施設につきましては、台風や集中豪雨時に、矢上川と有馬川の水を取水し、地下トンネルへ貯留するものでございまして、 10年に1回程度、時間雨量約60ミリの降雨を安全に流下させるとことを目的としているものでございます。

◎質問

・地下調節池は、長さ約4㎞、深さ20-55m、外径8.5m、貯水量19.4万立方mで時間雨量60ミリに対応するということです。

降雨量について、この10年間で高津区において1時間当たり50ミリを超えた年は、どの程度ありますか、伺います。

◎答弁

令和2年度川崎市の災害概要によりますと、矢上川と有馬川の合流部付近の五月橋観測点において、平成23年度から令和2年度までの10年間で、平成23年度及び平成30年度に、最大1時間雨量が50ミリを超えたとことが記録されております。

◎質問

・この10年間で時間当たりの雨量50ミリを超えた年は、2011年と2018年の2回だということです。

進捗状況について、梶ヶ谷の立坑や久末の立坑の完了時期について、伺います。

◎答弁

平成29年3月に、有馬川の野川東住宅付近の中間立坑が、また、令和2年9月には、矢上川のJR貨物梶ケ谷ターミナル駅付近の発進立坑が、それぞれ完成したところでございます。

(ディスプレイ)

clip_image004[8]*県の資料

◎質問

・久末の中間立坑は2017年に、梶ヶ谷の発進立坑は2020年に完成したということです。

トンネル工事について

トンネル工事1期工事(矢上川領域)、2期(有馬川領域)の着工、期間、完了はいつか、また、いつ頃、高津区に入ってくるのか、伺います。

◎答弁

本工事につきましては、矢上川領域となる延長約2キロメートルの1期工事と、有馬川領域となる延長約2キロメートルのⅡ期工事に分かれており、 1期工事は令和4年度に着手し、令和9年度の完成を予定しておりまして、その後、電気・機械設備などの整備を行い、矢上川領域につきましてはじ令和12年度に供用開始の予定となっており、Ⅱ期工事につきましては、トンネル本体の工事期間を6年としておりますが、 1期工事の進捗等の状況を踏まえ検討する、と県から伺っております。

また、1期工事のシールドマシンが高津区内に到達する具体的な時期につきましては、現段階では未定であると県から伺っております。

◎質問

・梶ヶ谷―久末間の1期工事は2022年に着工し2027年完成、2030年から供用開始。久末―井田間の2期工事は1期工事の進捗を踏まえて検討するということです。

当初、2025年に工事が完了する予定でしたが、なぜ、遅れているのか、伺います。

◎答弁

本事業につきましては、立坑整備などの進捗状況を踏まえ、工程を精査した結果、現段階では、 1期工事である矢上川領域の供用は、令和12年度に予定している、と県から伺っております。

◎質問

・完成予定が2025年から30年と5年も伸びたのに、理由は「進捗状況をふまえ工程を精査した結果」という答弁でした。

掘削マシーンは、どの立坑から入り、土砂はどのように運搬してどこに運ばれるのか、伺います。

◎答弁

掘削開始位置につきましては、 JR貨物梶ケ谷ターミナノレ駅付近の発進立坑から、トンネルを掘るシールドマシンが発進するものでございまして、掘削土砂につきましては、浮島処分場に搬出する予定でございますが、運搬経路等につきましては、現段階では未定である、と県から伺っております。

◎質問

・シールドマシンは梶ヶ谷立坑から入り、掘削土砂は浮島処分場に搬出するが、運搬方法は未定ということです。

トンネル上の家屋について、家屋調査はどの範囲で行い、何件ほどあるのか、伺います。

◎答弁

工事に伴う家屋への影響調査につきましては、現段階では範囲などの詳細は決まっていないと県から伺っております。

◎質問

・家屋調査の範囲は、一般的にはトンネルの深さが、護岸からの範囲となりますので、深さ30mなら両護岸から30mが家屋調査の範囲となります。

地元の住民説明会は、どの町会でいつ頃行うのか、伺います。

◎答弁

工事に関する説明会につきましては、関係する宮前区及び高津区内の9つの町内会を対象に、本年12月頃からの開催を予定していると県から伺っております。

◎質問

・説明会は、宮前区、高津区の9つの町内会で、12月ころから予定しているということです。

東野川地域の矢上川両岸の内水氾濫について、上下水道事業管理者に伺います

・東野川地域ではこの間、矢上川の水位が上昇するたびに、排水ができず、川から逆流して内水氾濫を起こしています。

この10年間で、矢上川の東野川地域の両岸の内水氾濫は、何回発生したのか、伺います。

◎答弁

東野川地域につきましては、令和2年度までの過去10年間に、建物に係る浸水被害は確認されておりません。また、地域の方からの御相談により、道路冠水や宅地内における排水不良が3件発生していることを把握しております。

◎質問

・この地域では、10年間で道路冠水など3件発生しているということです。

地下調節池が完成するまでの間、この地域の内水氾濫をどう防ぐのか、伺います。

◎答弁

東野川地域における浸水対策といたしましては、雨水管に加え、矢上川の水位上昇時に逆流を防止するフラップゲートや、ゲート閉鎖時の内水排除を補完する仮排水所、さらに、排水できない雨水を貯留する貯留池を供用しておりますので、引き続き、これらの施設の効果を確実に発現できるよう運用してまいります。

【意見・要望】

・浸水対策としては、逆流防止のフラップゲート、内水を排除する排水所、貯留池などを活用するということです。

・矢上川調節池の事業は県の事業ということもあって、ほとんどの方が知りません。12月から各町内会での説明会が開催されるということなので、県と連携をして、できるだけ多くの方が参加できるように周知をお願いします。

・家屋調査の範囲は、かなり広く、多くの住居が対象となります。対象住居の方には、もれなく周知をして事前調査と事後調査をお願いします。

・2025年完成としていたのが30年になってしまいました。この10年間に道路冠水など3件が発生していることや、この間の豪雨災害の状況を見ると、できるだけ早期に完成できるようにと多くの方が望んでいます。県と連携をして、進捗、整備の促進を要望します。

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