むねた裕之
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川崎市・市営四方嶺住宅跡地ー来年4月~6月に特養ホーム、福祉施設、広場と避難場所を開設!

12月議会の一般質問「市営四方嶺住宅跡地について」の質疑を紹介します。

【質問】

・高津区の市営四方嶺住宅跡地は、現在、特養ホームは工事が進み来年4月開設、サービス付き高齢者住宅も建設工事が進み来年6月開設予定。スポーツ施設のフットサルコートも来年4月工事着工で6月オープン予定となっています。これまでの説明会では、多くの住民の方からいろいろな要望が出されました。住民の要望がどう実現されるのかについて伺います。

(ディスプレイ)

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球技ができる広場はどのように確保されるのか、伺います

【答弁】

市営四方嶺住宅跡地につきましては、平成30年度に策定した基本方針において、特養・地域交流ゾーン、福祉複合ゾーン、広場・スポーツゾーンの整備を位置づけており、広場スペースにつきましては、サービス付き高齢者向け住宅の事業者が整備運営することになっております。

活用方法については、日常的に地域の方々が気軽に利用することができ、かつ、地域イベントなど必要に応じて多目的に使えるオープンスペースとしての活用を想定しております。なお、現在利用時間などの詳細については、事業者と調整しているところでございます。

【質問】

・広場スポーツゾーンにおいて、多目的なオープンスペースとして利用できるということですが、球技ができるように広場の整備を要望します。

② スポーツ施設では、球技ができる広場として一般の方の無料開放されるのか、伺います

【答弁】

広場・スポーツゾーンのスポーツ施設につきましては、公募により、フットサル施設を運営する事業者を選定いたしました。施設の開放につきましては、地域の方々を対象に、当該施設の空き時間を活用して無料開放することとしております。

なお、無料開放時の利用につきましては、安全性や人工芝への影響に配慮する必要があることから、現在、利用方法に関する詳細について、事業者と調整しているところでございます。

【質問】

・スポーツ施設では無料開放も実施する、オープンカフェも併設するということです。

③ 地域住民が使える会議室や部屋はどのように確保されるのか、伺います

【答弁】

サービス付き高齢者向け住宅につきましては、地域の方々が憩い、交流できる環境を整備することを目的に、地域の方々がイベントやサークル活動などを行うことや、入居者と交流できる場所として、約80平方メートルの「交流ホール」を計画し、整備を進めているところでございます。

また、特別養護老人ホームにつきましても、地域の方々が集い、地域福祉の活動を行うことや、施設内における交流などを目的とした場所として、約100平方メートルの「地域交流スペース」の整備を進めているところでございます。

【質問】

・地域の住民が使えるスペースとして、サービス付き高齢者施設では「交流ホール」、特養ホームでは「地域交流スペース」の整備を進めているということです。

④ 避難場所として、広場、特養ホームや高齢者施設はどのように使用されるのか、伺います

【答弁】

スポーツ施設や広場につきましては、災害時の一時避難場所として、地域の方々に開放することになっており、今後、避難時の取扱い等について、事業者と調整してまいります。

また、特別養護老人ホームにつきましても、災害時の活用に向けて、今後、設置運営法人と健康福祉局で調整していくと伺っております。

【要望】

・スポーツ施設と広場を一時避難場所として、特養ホームについては調整中ということです。災害が夜間に起こったとしても避難場所として使えるように各施設に対して体制をとってもらえるように要望します。

(説明会について)

・特養ホームの説明会については、コロナ禍であったために役員のみで住民対象の説明会は実施されていません。また、各説明会での参加者が大変少なく、一部の市民にしか周知されていません。ぜひ、特養ホームの説明会と併せて跡地全体の住民説明会の開催を要望します。