むねた裕之
むねた裕之むねた裕之

川崎市・戸籍・住民票の事務処理の民間委託ー情報漏洩、違法性、非効率な作業などもあり民間委託の見直しを

むねた議員は、一般質問で川崎市が戸籍・住民票など個人情報を扱う窓口や郵送業務を民間に委託している問題を取り上げました。委託業者の「りらいあコミュニケーションズ」は今年、鹿児島で通話データの改ざん捏造し、東京都でも個人情報の漏洩問題を起こしていることを指摘し、「住民のプライバシー保護の対策はどうなっているのか」と質問。市民文化局長は「委託事業者に対して誓約書の提出や教育を行っている」と答弁しました。しかし、むねた議員は公務員と民間職員では法令上の厳しさも違うなど、民間の場合、情報漏洩などの問題が生じる危険性が高いことを指摘。

 さらに、戸籍事務の民間委託は違法の疑いが強く、偽装請負などの法的問題点もあるために、作業が非常に非効率になっていると指摘。むねた議員は、官製ワーキングプアを拡大させないためにも、これらの業務委託は見直すよう求めました。