むねた裕之
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橘樹官衙遺跡―公園に遺跡を復元!

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(写真:深谷市の正倉院)

橘樹官衙(高津区千年)は、7世紀から10世紀の地方官衙の実態を知るうえで全国的にも稀有な遺跡として、川崎市で初めて国の史跡として指定されました。「橘樹官衙遺跡群保存活用計画」が発表され、宗田議員は、市民の要望に沿った保存整備・活用を議会でも求めてきました。

学校の生徒が学習・体感できる環境を整備

特に、市民から要望が多かった「たちばな古代の丘緑地」(高津区千年にある橘樹郡衙跡の公園部分)の整備については、計画で「橘樹郡衙正倉院のイメージを示しながら・・当時の様子をわかりやすく示す整備や地下遺構の存在を地上部に表示する等の整備を行う」とし、2018年10月に市教育委員会が計画を発表。稲穂などの収蔵庫だった正倉の復元のほか、デジタルコンテンツを用いて古代景観を映し出すなど歴史を学び、体感できる場になります。宗田議員は、情報発信について「史跡専用ホームページの開設やSNS等を活用」することや公園へのアクセス、案内板については「ガイダンス施設、駐車・駐輪スペース」も要望しました。