むねた裕之
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四方嶺住宅跡地ーネット付きグランドを残し誰もが使える公園に!

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12月18日、宗田議員は12月議会の一般質問で「市営四方嶺住宅跡地の利用について」で質問しました。

「グランドを残して」という声が反映されず、グランド撤去

宗田議員はパブリックコメントや住民説明会で「球技ができるグランドを残して」という意見・要望が一番多かったことを紹介し、「見直し案のどこに反映されているのか」と質問。まちづくり局長の答弁で、この要望は見直し案には一切反映されず、0.2haを民間の有料スポーツ施設(フットサル、テニスコートなど)のためにグランドは撤去されるという計画であることが明らかになりました。

グランド撤去すれば利用14団体の練習場所はなくなる

宗田議員は、「この地域で球技ができるグランドは、ここと東橘中・子母口小の合築されたグランドの2か所のみです。しかし、合築された東橘中のグランドは部活のためにほとんど使えません。かといって、多摩川のグランドまではとても遠くて、なかなかいけません。現在グランドを利用している14団体、450人の子どもたちは練習の場を失い、団体の存亡の危機に陥ってしまいます」と訴えました。

民間スポーツ施設導入、グランド撤去する理由はない

宗田議員は、民間の有料スポーツ施設を導入する理由について質問。まちづくり局長は「持続的に良好な維持管理を図ることができるよう」という答弁でしたが、道路公園センターでも管理できますし、隣の福祉複合ゾーンに入る事業者にもお願いできます。「民間の有料スポーツ施設」導入の理由には全くなっていません。また、宗田議員は「なぜ、公園を0.2haと0.3haに分けるのか」と質問。まちづくり局長は「現在、住宅地に通じる道路があるため」という答弁でしたが、この道路(図の左下の矢印)は右でも左でもずらせるわけで、この広場を分けた理由にはなりません。

グランドを残して誰もが使える公園にするよう計画の見直しを

宗田議員は、住民説明会で「グランドを使用している14団体、450人の人たちを排除するつもりか」、「このグランドがなくなれば、クラブは維持できない」など切実な声が上がっていることを紹介。また、宗田議員は、橘公園は、予約して団体の占用にしたり、その他の時間帯は一般開放したりして誰もが自由に利用しており、管理も道路公園センターがやっていることを紹介し、「誰もが使える公園としてグランドを残すように」要望しました。