むねた 裕之

宗田 ひろゆき
日本共産党川崎市議会議員(高津区)
携帯日記

一般質問―橘樹官衙遺跡保存計画の「たちばな古代の丘緑地」公園

2017年12月18日

12月15日、川崎市議会第4回定例会で、一般質問を行いました。

千年の橘樹官衙遺跡保存計画について質疑したので、その概要を紹介します。

橘樹官衙遺跡の保存計画について、教育次長に

・「橘樹官衙遺跡群保存活用計画」素案が出された/史跡の適切な保存管理、活用、整備、管理運営体制等のマスタープランであり、個別の基準を定めるための基本方針だということ

(高津区千年にある「たちばな古代の丘緑地」公園)

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・かなり広い面積が確保/現在の公園部分は1650m2、新たに1300m2が加わり、ほぼ2倍の広さに/しかし、表示は「国史跡」の横断幕と「たちばな古代の丘緑地」という看板が2か所のみ/どんな遺跡が埋まっているのかは、外からはわからない。

・計画では、「遺跡群の公有地化」とありますが、

指定範囲の中で残っている土地はどのように公有地化していくのか?伺います

(答弁)

指定範囲内の民有地のうち、影向寺部分を除いた範囲 につきましては、これまでも、土地所有者からの要望等 があった場合には、公有地化を図ってきたところでございますが、現在策定しております「橘樹官衙遺跡群保存 活用計画」におきましても、土地公有地化の方針を位置づけることにより、優先的に公有地化を図ってまいります。

・さらに公有地化をしていくということ

「たちばな古代の丘緑地」の公開活用について、どのような整備を考えているのか、何らかの構造物をつくることは可能なのか、伺います。

(答弁)

「たちばな古代の丘緑地」を含む橘樹官衙遺跡群の保存整備につきましては、現在策定を進めております「橘樹官衙遺跡群保存活用計画」の中で、整備の基本方針を 示す予定でございますが、建物の様子をわかりやすく示す具体的な方法や内容につきましては、来年度の「橘樹官衙遺跡群整備基本計画」 の策定において検討してまいります。 本市唯一の国史跡として、有識者や関係団体等からの 御意見も参老にしながら、地域や学校教育等で活用して いただけるよう、整備を行ってまいりたいと考えております。

・「建物の様子をわかりやすく示す具体的な方法」という答弁ですが、計画でも「正倉院のイメージを示しながら」「地下遺構の存在を地上部に表示する等の整備を」行うと述べています。

(横浜都筑区の大塚・歳勝土(さいかちど)遺跡)

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・大塚遺跡は、竪穴式住居の復元、鳥取県の荒神谷遺跡も古代の建物の復元。どちらも史跡公園のシンボルに。地下に遺跡がある場合でも、いろんな工法次第で構造物の復元は可能。ぜひ、古代の丘緑地公園にもシンボル的なものを要望します。

公園部分の維持管理は、どこがどのように行うのか、伺います。

(答弁)

「たちばな古代の丘緑地」につきましては、国史跡管理団体である本市が、地元町会を中心に組織された史跡保存会と連携、協働しながら、管理運営を行っており、今後も、地域と連携・協働した保存管理の体制構築及び管理運営の推進を図ってまいりたいと考えております。

・地元の保存会とも連携しながら、しかし、公的責任はきちんと果たすようにお願いします。

情報発信についてどのような手段を考えているのか、SNS等を活用についても伺います。

(答弁)

橘樹官衙遺跡群は、橘樹郡衙跡と隣接する古代寺院跡である影向寺遺跡から構成され、これらの配置等が古代の地方官衙の典型的な姿を表しており、古代における地 方行政機関のあり方を知る上で貴重な事例でございます。 こうした橘樹官衙遺跡群のもつ価値や魅力を広く全国に発信し、他地域の人々が橘樹官衙遺跡群について気軽に見る・知る・調べること等ができるよう、史跡専用ホームページの開設やSNS等を活用して充実した情報発信を図ってまいりたいと考えております。また、パンフレットやガイドブック等を作成し、市内だけでなく、古代官衙関連の遺跡等が所在する地域にも配布する等、積極的な連携・交流を図ってまいりたいと考えております。

・情報発信は非常に重要ですので、きちんと予算も確保して、専門家も入れてお願いします。

学校教育との連携について、どのように推進するのか、伺います。

(答弁)

橘樹官衙遺跡群における発掘調査等により発見された遺構や遺物は、遠い昔の生活の一端を想像することのできる貴重な資料であり、このような歴史を感じられる資料を実際に見たり、触ったりすることは、教科書を読むだけでは得られない感動を味わうことができます。また、子どもの頃から郷士の歴史や文化財に慣れ親しむことで、史跡の次世代への継承にも繋がる大切な取組であると考えております。これまでも小学校への出前授業を実施し、市内や学校周辺の遺関する理解を深めるとともに、遺跡から出士した士器や石器に触れながら学習する機会を設けてまいりました。今後も、これまでの取組を継続的に進めながら、橘樹官衙遺跡群やその周辺地域の歴史や魅力等についても、学校教育の場で総合的に学習できるような活用のあり方を検討してまいりたいと考えております。

・現地に行って遺跡を実際に見たり触れたりすることは重要だと思います。そこで、現地へのアクセス方法について、伺いますが、

路線バスからのアクセスの向上と案内版の整理について、駐車・駐輪スペースについて伺います。

(答弁)

橘樹官衙遺跡群における史跡への交通アクセスや史跡説明板・サイン、ガイダンス施設、駐車・駐輪スペース等の便益施設の整備等につきましては、来年度の、橘樹官衙遺跡群整備基本計画」の策定の中で、利用者の利便生の向上を図るための具体的な検討をしてまいりたいと考えております。

・現在、中原街道拡幅工事で、なかなかアクセスも難しいのですが、完成したら案内板の整備を。駐車スペースは遺跡の近くには難しい。遠くから来る方や、学校の生徒が遺跡見学に来られるように、下のほうにマイクロバス程度なら停まれるスペースも検討をお願いします。

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