むねた 裕之

宗田 ひろゆき
日本共産党川崎市議会議員(高津区)
携帯日記

一般質問ー中小企業支援について

2017年12月15日

12月15日、川崎市議会第4回定例会で、一般質問を行いました。

以下に、中小企業支援についての質疑の内容を紹介します。

写真(17年12月一般質問)

中小企業への支援について、経済労働局長に伺います

・大阪市を5月に視察、大阪市経済戦略局の中小企業支援拠点である「大阪産業創造館」を視察/大変参考に/大阪市の施策を紹介しながら、川崎市には良いところを取り入れていくという方向で検討していただきたい

(産業振興財団運営費補助について)

中小企業・製造業への支援で、訪問調査、マッチング、販路拡大などへの支援事業は、どのような事業がありますか?

(答弁)

本市では、国、県、川崎市産業振興財団及び金融機関 等と連携して企業訪問を行う「コーディネート支援活動・出張キャラバン隊」事業を実施しており、新規事業展開に活用できる各種施策の情報提供や、課題解決等を目的に企業訪問を行い、課題やニーズを的確に捉え、経営改善や販路拡大など、個別の事情に応じたきめ細やかなサポートを行っているところございます。

・大阪市でも、川崎の出張キャラバン隊は知られていて参考にしているということでした。

(調査員について)

中小企業への訪問事業で、何人の調査員がいるのか?訪問する調査員は、どのような方か?

(答弁)

「コーディネート支援活動・出張キャラバン隊」事業 におけるコーディネータにつきましては、4名が活動しているところでございます。 また、訪問するコーディネータにつきましては、大手製造業のエンジニア経験を活かしたコンサルタントや、 行政機関の外郭団体等で長年、技術移転など中小企業支援に従事してきた方など、製造業に関する技休珀的な知識や経営的なノウハウのある方々でございます。

・大阪市の訪問調査員はマッチングナビゲーターと呼ばれ、様々な経験と技術を持つ専門家で約50人もの体制/みなさん、元大手メーカー・商社のOB/電機、機械、化学など様々な分野のトップ企業のOB/この人たちが自分の好きな時間に、自分の関心のある企業を訪問―かなり自由/それぞれの分野の専門家だからこそ、自社では気づかない魅力を発掘できる

(マッチング作業)

実際にマッチングする作業というのは、どのように行われているのか?

(答弁)

「コーディネート支援活動・出張キャラバン隊」事業 におきましては、課題抽出のための新規訪問を行うとともに、課題に応じた様々な公的施策の活用、経営改善、 販路開拓など、中小企業の個別具体的なニーズに基づき 多面的な支援を行っているところでございます。 さらに、コーディネータの有する幅広い知識や豊富な経験に加え、これまで行ってきた中小企業に寄り添った伴走型支援を通じて培われた数多くの中小企業との信頼 関係やネットワークを活かし、異業種連携や産学連携、さらに販路拡大など、多様なマッチングを積極的に実施 しているところでございます。

・川崎市は、4人のコーディネーターの方が、対応するということですが、

・大阪市では、月1回、50人のナビゲーターが集まってマッチング会議を開催/訪問した企業の魅力や技術力を紹介/毎回、カンカンがくがくの討議/要するにマッチングには各分野の専門的な知識がないとなかなかうまくいかない―50人それぞれの専門分野を生かし、広く深く/元大手企業のナビゲーター50人の人脈を生かして情報を交換/他社が持っている技術との活用や販路拡大につなげる/かなり専門分野も人脈も広いのが特徴

(実績)

訪問した中小企業は、何社くらいあるのか?年間、何件訪問し、どのくらいのマッチングを達成しているのか?

(答弁)

「コーディネート支援活動・出張キャラバン隊」事業 におけるコーディネータによる活動件数につきましては、平成28年度は89社、191件となっておりまして、企業間マッチングの件数につきましては、44件となっております。また、平成29年11月時点では、79社、122件となっており、企業間マッチングの件数につきましては、45件となっております。

・大阪市は、年間200社、800件のマッチング/これまでに訪問件数5000社(大阪市内企業13000社ですから約4割)、マッチング活動回数13000回、受注総額145億円-かなりの規模で成功

(事例)

・中小企業を訪問して消臭機能素材を開発している企業を発掘/ナビゲーターの方のつながりで大手商社のフットウエアを紹介/協同して消臭機能付きこども靴に/年間10万足のヒット商品/中小企業の新製品開発と販路拡大に

(事業費)

川崎市の「産業振興財団運営費補助事業」の2016年度マッチング関連事業費は?

(答弁)

「コーディネート支援活動・出張キャラバン隊」、などの取組を行う、産業振興財団が実施する「産学連携コー ディネート支援事業」の平成28年度の決算額は757 万3,523円でございます。

・大阪市のこの事業は、常勤職員3人で事業費は年間約2000~3000万円/この事業費は3人の方の給与とナビゲーターの方に謝礼金、半日で1万1000円/ナビゲーターの方は、訪問先は自分で電話してアポを取る/自分の自由な時間に関心のある企業に訪問

(発信力・広報)

川崎市では、中小企業の魅力を伝えるために、どのような発信の仕方をしていますか

(答弁)

市内中小企業の魅力を対外的に発信する取組といたしましては、市内中小企業の優れた製品・技術を認定する制度である「川崎ものづくりブランド」認定事業、先端技術見本市「テクノトランスファー」の開催、さらには、 東京や横浜などで開催される大型展示会への共同出展事業など、企業のニーズに合った施策をきめ細やかに展開し、市内中小企業のPRに努めているところでございます。 今後とも、引き続き、市内中小企業の活陛化に向けて、 産業振興財団をはじめ、関係機関と連携を図りながら、効果的な広報・発信を行ってまいりたいと存じます。

・川崎市も大阪市にならって「ゲンバ男子」を企画、職員の方が広報を作っている

・大阪市では「行政サービスは知られなければ存在しないと同じ」を合言葉に「発信力」にも力を入れ、予算もかなり確保して、広報紙も専門家に委託している

・大阪市が発行しているマガジン「Bplatz」は、12ページ、現場で働くイケメン男子を特集した「ゲンバ男子」、いろんな職人などを特集した「こんなところに仕事人」など魅力ある紙面を分野ごとの専門の担当者が作っています

以上のように(まとめ)

・川崎市には、川崎市の優れた施策があることがわかりました。

・大阪市の支援策で、川崎市と違うのは、規模の大きさ/訪問件数では川崎89社、大阪200社/マッチング件数は川崎44件、大阪800件/一番の違いは訪問する専門家の数・・川崎4人、大阪50人/50人もの各分野の専門家集団がいて、それぞれが自分の専門分野の知識と人脈を生かしている/だからこそ、これまで5000社訪問、マッチング活動回数13000回、受注総額145億円の実績

・特に大きな違いは、専門家の受け持ち件数―川崎は1人で20社、大阪は1人で4社/大阪は、かなり深く、長く付き合える/しかも自分の関心・興味のある企業に、情熱をもって、どうやって魅力を引き出そうかと―熱意を感じる

・ぜひ、良い所を取り入れて

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