むねた裕之
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12月議会・代表質問ー北朝鮮問題は「対話による平和的解決を」

代質・写真

12月7日、日本共産党を代表して、私、宗田裕之が2017年第4回定例会に提案された諸議案、並びに市政一般について質問を行いました。

北朝鮮問題についての質疑を紹介します。

質問

北朝鮮問題についてです。

11月29日、北朝鮮は弾道ミサイルを発射しました。世界の平和にとって重大な脅威であり、厳しく糾弾し抗議します。同時に、北朝鮮問題をどう解決するかは、世界政治の最大の課題となっています。

11月6日、川崎市にお住まいの拉致被害者家族である横田早紀江さんは、来日したトランプ大統領に対して、拉致問題の一刻も早い解決への協力を求めるとともに、「戦争だけはやめてほしい。人を殺戮して街を破壊するのでは意味がない」と述べ、戦争の回避と「対話による平和的解決」を繰り返し強調されました。しかし、安倍首相は、トランプ大統領との首脳会談で「対話のための対話は意味がない」として対話を否定し、米国の先制攻撃も含めた軍事力行使を容認する従来の立場を繰り返しました。

今一番大切なことは、戦争を絶対に起こしてはならないということです。米朝の軍事的挑発の応酬になっている中、一番危惧されることは、緊張の激化で、偶発的な事態や誤算から軍事衝突が起こり戦争に発展することです。我が国にとっても壊滅的事態をもたらす戦争を回避することは、政治に課せられた最大の責務です。

北朝鮮問題の解決は、経済制裁強化と一体に「対話による平和的解決」に知恵と力を尽くすことが唯一の方法と考えますが、市長の見解を伺います。

答弁

これまで、我が国の領空を通過し、日本国民に大きな不安をもたらした北朝鮮による弾道ミサイル発射及び核実験の強行につきましては、強く抗議するとともに、今後も、市民の皆様の安全・安心の確保に向け、国際情勢を注視してまいりたいと存じます。