むねた裕之
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川崎市身体障害者協会との懇談ー障害者差別禁止条例の制定を!

7月21日、川崎市身体障害者協会と懇談しました。

市身体障害者協会とは

市内の視覚、聴覚、肢体、脳性、脊損、オストミー、難聴、腎臓などに障害を持つ方々の会です。

それぞれの障害の方々から次のような要望が出されました。

視覚

行政窓口において視覚障がい者に対して当事者団体の活動情報を提供してほしい。

聴覚

災害時における避難所での情報保障の充実をしてほしい。

肢体

障がい者の切実な願いである障がい者スポーツ施設の建設をしてほしい。

脳性

外出支援制度を不足なく使えるように、事業所及びヘルパーの充実をしてほしい。

脊損

災害発生時の障がい者対応について、再整備をしてほしい。

オストミー

オストメイトの災害対策について、整備・推進が図られるようにしてほしい。

難聴

公共施設利用に、優先順位を設けてほしい。

腎臓

市内、救急発生時における透析患者への対応、透析施設との連携について検討してほしい。

全体として

協会として、昨年川崎市へ「障害者差別禁止条例」を制定するよう要望した。法に定められた「障がいを理由とする差別を解消するための措置に関する事項」について、具体的な取り組みを進めるとの回答があった。今年4月に新潟市で制定された「新潟市障がいのある人もない人も共に生きるまちづくり条例」がとても良い内容なので参考にしてほしいという要望が出されました。

市議団としても災害時に障がい者が避難できる福祉避難所の整備や新潟市の条例を参考に「障害者差別禁止条例」の制定に向けて努力することを約束しました。