むねた裕之
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共産党の代表質問ー核兵器廃絶について

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9日午後、日本共産党の石田和子議員が代表質問に立ちました。

核兵器廃絶の問題について、私が担当して質問を書きましたので紹介します。

市長の答弁は、平和首長会議加盟都市として「核兵器禁止条約」の早期実現に向けて政府に要請したということでしたが、ぜひ、核兵器廃絶平和都市宣言を全国に先駆けて宣言をした都市として、もっと積極的に推進することを望みます。

(質問)

核兵器廃絶についてです

5月27日オバマ米大統領が広島を訪問しました。原爆を投下した核超大国の現職大統領が爆心地の公園に足を運び、被爆者を前に「核兵器なき世界を追求」すると演説したことは歴史的な一歩です。この決意を生かすために米国政府は、核兵器禁止条約の国際交渉に踏み出すなど具体的な行動に進むことが強く求められます。「核抑止力」論に立ち、核兵器廃絶を先送りすることはもはや許されません。

オバマ大統領に同行した安倍首相は「日米同盟は世界に希望を生み出す」と同盟強化を強調しました。「核抑止力」に基づき、日本をアメリカの「核の傘」の下に置く日米軍事同盟を強めることは、「核兵器のない世界」とは両立しません。唯一の被爆国である日本の首相としていまやるべきことは、世界の多数が支持している、核兵器禁止条約の締結に向けた国際交渉を開始する立場にきっぱり立つことです。

全国に先駆けて「核兵器廃絶平和都市宣言」を発信し、平和首長会議に加盟している川崎市の市長として、政府に求めていくべきです。市長に伺います。

(答弁)

市長

昨年11月、「平和首長会議国内加盟都市会議」として、「核兵器禁止条約」の早期実現に向けた取り組みの推進を政府に要請したところでございます。

今後も引き続き、「核兵器のない世界」に向けて、国内外の自治体と連携をしながら、平和施策に取り組んでまいりたいとぞんじます。