むねた裕之
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羽田連絡道路ー総額300億円、必要性を説明できない!

今回の代表質問で、問題になった臨海部の大規模事業の一つが羽田連絡道路です。

新年度の予算で2億4398万円(調査設計費)が計上されました。総額は300億円もの巨大な事業です。

市長の施政演説では「羽田連絡道路については、オリンピック・パラリンピックを目指し」と2020年東京オリンピックまでの完成を目指すような表現となっており、答弁でも「東京オリンピックは、国内外から多くの来訪者が集まることから、(対岸の殿町の)成長戦略拠点を広くアピールしていきたい」と答えています。

しかし、再度の質問に対して、橋の完成が東京オリンピックに間に合うとは答えませんでした。通常で考えればとても無理な日程です。しかも、隣には大師橋があり、海側には国道357号があり、その間になぜ、また、橋が必要なのか?結局、その必要性については、最後まで答えられませんでした。

市は、これから3年間、326億円の収支不足が出るから「財政が厳しい」という理由で、行財政改革で軒並み福祉を削ります。その一方で必要性を説明できない羽田連絡道路を300億円もかけて作ろうとしています。

羽田連絡道路を中止をして、福祉削減はやめるべきです!