むねた裕之
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「風に立つライオン」ーケニアと石巻

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選挙は終わって、久しぶりに妻と母と品川に映画を見にいきました。
前から、小説を読み、観たかった映画、「風に立つライオン」。

舞台は、ケニアと石巻。
ケニアは、1980年代、石巻は震災当時。
私がいった時期と重なっていました。

私がケニアに行った当時は、映画でもあるように、スーダンの南部が内戦状態。
私も当初、スーダンからケニアにナイル川沿いに抜けようとしましたが、
スーダン人から「機関銃を持っていないと抜けられないほど危険だ」
と言われ、泣く泣く、中央アフリカ共和国、ザイール、ウガンダと大回りをしてケニアに入りました。

私は、こおスーダンで、アフリカの現状を見て医学の道を決意しましたが、
医者である主人公と重なりました。

石巻には、震災後、16回ほどボランティアを組織して、現場に状況を見てきました。
あの、日和山から見る景色は、私が何度もオリエンテーションで若い人たちを連れて行っていました。

なんか、小説や映画の場面、場面が懐かしく、主人公の人柄も惹かれ、
涙が出てきました。