むねた裕之
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安部政権にレッドカードー安部政権打倒の国民的大運動を!

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安部政権への不安、怒りが広がっています。
メディアの世論調査では、すべての世論調査で安部内閣の支持率は急落し、ほとんどの調査で5割を切りました。
特に若者、女性のの批判は強いのが特徴です。
集団的自衛権に反対は20ー30代で69.7%と世代別では最も高く急増(共同通信)、女性の安部政権の不支持率は37%で支持率35%を越し逆転(朝日新聞)しています。

この夏も安部政権の悪政はさらに推進されました。
平和の問題では、7月1日に集団的自衛権行使容認の「閣議決定」を強行、軍事費を増大して兵器を輸出するために武器輸出三原則を廃止し、終戦記念日には首相は靖国神社に奉納、3人の大臣が参拝など「戦争する国つくり」を進め、アジアや世界の国々との関係はますます悪化しています。

原発の問題では、いまだに福島では13万人もの人が避難生活を余儀なくされ、福島第一原発の汚染された地下水を食い止めることさえできていません。それにもかかわらず、鹿児島県の川内原発の再稼働させようとしています。多くの学者が、火山や地震の危険性を指摘し、避難計画もなく、原子力規制委員会の委員長さえ「安全とは言えない」と言っているのに強行しようとしています。

暮らしの問題では、4月に消費税が増税され、最新のGDPは-6.8%を記録、日本経済は震災以来最大の落ち込みを記録しました。賃金は下がり続け、年金は減り続け、物価や保険料は上がり、さらに消費税も上がった結果、庶民の生活は限界に近づいています。そんな状況の中、安部政権は来年、消費税を10%にしようとしています。

基地の問題では、沖縄県民の8割が反対している(琉球新報)沖縄の辺野古の新基地建設を強行。8月のお盆を挟んで世界一危険な軍用機、オスプレイが神奈川県厚木基地にも飛来し、危険な低空飛行を繰り返しました。さらに九州の佐賀空港や東日本ではこの厚木基地をオスプレイの拠点基地にして、米軍、自衛隊の隊員を直接戦争の最前線へと送り込もうとしています。

安部政権は、平和の問題でも原発、暮らし、基地の問題でもこれだけ国民を無視して暴走する、こんな内閣は過去にありません。戦後最悪の内閣です。

日本共産党は、安部政権打倒の国民的大運動を呼びかけます。
その最初の審判が、来年のいっせい地方選挙です。

集団的自衛権行使容認の「閣議決定」を強行した自民党、公明党に厳しい審判を下しましょう。
消費税増税を強行した自民党、公明党、民主党に厳しい審判を下しましょう!