むねた裕之
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障がい者団体との懇談ー不足している入所施設、グループホームの増設を!

7/18、川崎市育成会、手をむすぶ親の会(知的障害者親の会)と日本共産党川崎市議団との懇談会に参加しました。

親の会からは、次のような切実な要望が出されました。

①入所施設については、入所を希望する人が後を絶たない現状。県、市の計画の定数を増やし、施設建設の実現を!

②グループホームの設置については、物理的支援のみではなく精神的支援が必要であり、24時間支援体制と世話人の配置を。年80床の整備計画ではあまりにも少なく、公営住宅の活用も含めて計画以上の整備を。

③成年後見人制度については、対象者の増加が見込まれており、川崎市あんしんセンターの体制では対応が難しい。「横浜市障害者後見的支援制度」なども参考に見直しを。

④障害者基礎年金の増額を

⑤就労支援については、働く場が不足しており、就労の場を増やして欲しい。

⑥障害者の医療については、病気やけがの際、入院先を見つけることが困難で簡単には受け入れてくれない。市立病院や大病院には確実に受け入れてもらえるような対策を。

⑦介助者のバスフリーパスなどの復活を。

その他、地域からは次のような要望が出されました。
①医療ケア(酸素吸入など)が必要な重度知的障害者が利用できるショートステイを市立病院内に設置して欲しい。

②親子で暮らせるグループホームを。また、休日過ごせるショートステイを作って欲しい。

どれも、切実でリアルな話を聞いて、早急の対策が必要だと感じました。