むねた裕之
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震災ボランティア・南相馬ー参加者の感想「広島・長崎を思い 出した」「この実態を知らせたい」

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今回、南相馬ボランティアに初めて参加した人の感想を紹介します。

「子供達にこの実態を知らせたい」Mさん(20代、男性)
「被災地の人の話を聞きたい」「学校で教えている子供たちにこの実態を知らせたい」と思って参加。小高の方が「私たちは農家だけど帰ってきても家がない。戻ってきてもここで米が作れるのか?作っても売れるのか?原発さえなければ」と心のうちを話してくれました。川崎に戻ってこの状況を伝えて行きたい。

「広島、長崎を思い出した」Fさん(40代、男性)
実家が神戸でしたが震災の時、行けなくて後悔していた。針の先ほどだけど人としてやらなければならないことだと思った。石巻では巨大な瓦礫の山にビックリ。南相馬では現地を見て、ここの歴史、時間が止まったみたいで広島、長崎のことを思い出した。原発で破壊されていることをマスコミは伝えない。いろんな人に来てもらいたいし、継続して行きたい。

「時が止まったようなところ」Kさん(20代、女性)
同じ職場の人に誘われて参加。診療所の訪問の時に震災に。しかし普段と変わらず生活をしていて実感もわかなかった。参加して自分の目で見て、被災地の人の声を聞いてみたいと参加。「現地は時が止まったようなところ」と聞いていたが本当だった。被災された方は家族をなくしていて傷ついていた。自分にももっと出来ることがあるのではないか。

「捨てられていった牛たちを見て辛かった」Kさん(50代、女性)
友人から「行ってみなきゃ」と言われ参加。真実を知らないことは、自分から逃げることになるのでは?逃げたら忘れたふりをすることになる。「私には関係ない」という人になりたくない。捨てられていった牛たちを見て辛かった。被災地は内戦のようで見えないものと戦っていると感じた。ずっと支援は継続していきたい。

「原発があるので石巻とは全然ちがう」Mさん(70代、女性)
原発があるので石巻とは全然ちがう。すごいショックを受けた。駅で置き去りにされた自転車や置き去りにされた牛たちを見て辛かった。平和な生活が一瞬にして壊されていた。この2日間、充実していた。これて良かった。共産党にはこれからも続けて欲しい。