むねた裕之
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南相馬震災ボランティア−今回のボランティアの活動

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今回のボランティア活動を紹介します。

・「草刈り、農作業は大変だ!」
土曜日は、農家でもある渡部議員のお宅の草刈りと倉庫の片付けをやりました。
とにかく「農作業は大変だ!」という感想です。
4月までは立ち入り禁止だった小高地区ですから草は伸び放題。
なれない草刈り機で広大なの農地の草を刈り、
倉庫では、余ったお米や肥料などをドラム缶から大きな袋に移し、
畑まで担いで行って蒔いて来る作業を延々とやりました。
普段やらない力仕事と臭いでみんなヘトヘトになっていました。

・仮設住宅での聞き取り-何度も声を詰まらせて
日曜日は、相馬市の仮設住宅に行って、支援物資のお米を届け、
いろんな要望やお話を聞きとる活動をしました。
聞いている中でこちらも胸がつまるような場面が何回もありました。
58歳の男性の方は、妻を失い、家も車も失って体育館に3ヶ月も避難生活をしていました。
奥さんの話になると声をつまらせていました。
今、仕事がなく市からの除染の仕事を福島まで行ってやっています。
日給1万円で福島までの交通費はでません。
高い放射線量のなか普通のマスクと作業着で作業をしています。
家のローンも残っているのですが、家が全壊でも補助は100万しか出ず、
家の坪単価は10万から3万円に下がってしまい売るにも売れません。
また、移転先の良い場所は、大手の不動産屋が買い占めて値段が上がり
2000万くらいで前は建てられたのが今は5000万位になっているそうです。
本当にひどい話です。