むねた裕之
むねた裕之むねた裕之

石巻震災ボランティア第14陣−居住被災者の聞き取り調査 「街灯がない」

120519_142829.jpg

石巻震災ボランティア第14陣は、10代から60代の幅広い年代の男女、13人が参加しました。
第1日目の19日は、居住被災者(1階が被災しても自宅で頑張っている方々)の実態調査をしました。
この方々は、行政や国からの支援がほとんどなく、ボランティアもほとんど入っていない、実態もほとんど捕まれていない方々でした。
共産党石巻救援センターは、この実態をつかむために調査を開始しました。
私達は、この日、湊地域に入りました。地図を片手に人が住んでいる家、不在、壊れた家をチェックして、要望など話しを聞いていき、次のような要望が出されました。
・街灯がなく夜歩くのが危ない。
・側溝にゴミがたまる/側溝の蓋がない。
・生水が飲めずミネラルウォーターを支給して欲しい。
・家の建て直しの補助金がおりない、などでした。

震災当時は、避難所や仮設住宅には支援物質や食料が届きましたが、ここは陸の孤島状態で、「10日間くらい食料、暖房もなく大変な思いをした」と話してくれました。
今でも、仮設住宅には電化製品などが支給されていますが、ここには何も支給されず、泥かきから全部自分達で借金までして頑張ってきました。
なんとか支援の手を届けるためにも、こういう要望を行政に届けていきます。