むねた裕之
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古典学習合宿ーマルクス「賃金、価格および利潤」−感想「難 しいがマルクスは凄い」

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9月10・11日と青年たちと共産党の古典学習講座(不破さん)を勉強するための合宿に秩父に行ってきました。テキストは、マルクスの「賃金、価格および利潤」という古典です。
DVDがうまく動かず、苦労しましたが、現代の自分たちの問題に引きつけてみんなで討論しながら進めました。
たとえば、「成果主義賃金についてどう考えるか?」
「タクシーや営業などで成果をあげる人あげない人は同じ賃金で良いのか?」
「賃上げは、商品価格を引き上げるのか?」
「労働時間をヨーロッパなみに短縮するのはどうか?」などなど。
時間短縮については、「やることがない」「残業代が欲しい」「お金がかかる」など消極的な意見も出てきて深い議論になりました。
夜は、みんなで交流会。講義や共産党について意見、感想を交流しました。
おおいに笑い、本音で言いたいことをいい、最後は兄弟のように仲良くなりました。

何人かの感想を紹介します。

「社会は変わると思う」Tさん
楽しかった。共産主義、マルクスの考え、「本当なのか?」と思っていたが、読んでみて理解できた。社会は変わると思う。自分がいた元の会社の同僚が、14年働いても手取りが僅か16万円。子供が二人もいるのに少なすぎる。搾取のない社会を目指したい。
共産党については、前は「変な団体、でもいっていることは正しいかも?」と思っていた。今は、しんぶん赤旗も堂々と自分から見るようになった。

「考える力がついた」Sさん
こういう学習は、昔は難しく辛かった。今回は、考えながら討論しながらで、考える力がついた。
共産党については、みんな真面目で気骨がある人が多いと思う。

「改めてマルクスは凄い」Yさん
前に一回やったがチンプンカンプンだった。今回は、自分の身近な問題から考えられた。受け身ではなく、みんなで討論しながら答えを見つけていった。改めてマルクスは凄いと思った。
共産党に入ってボランティアに行けて良かった。物事を諦めなくなり、先の展望が持てるようになった。

「今度は資本論をやりたい」Hさん
改めて基礎を勉強したが理解が大変だった。今度は資本論をやりたい。
共産党に入って、こういう仲間ができ、学習もできる。世の中の問題に気づくことができた。

「難しかった」Yさん
中身は難しかった。
共産党については、ブレがない。民主党と違う。