むねた裕之
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アンネの日記−最後まで人間を信じて

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妻の誕生日に家族で劇団民芸の「アンネの日記」を見に行きました。オランダのアムステルダムが舞台ということもあり、懐かしくもありました。私も24歳の時、アムステルダムに半年間住んでいてアンネ・フランクリンの隠れていた家と同じ様な屋根裏部屋に住んでいました。しかし、アンネの隠れていた家には、とうとう訪ねませんでした。演劇をみて、訪ねておけば、とあらためて思いました。2年間、隠れ続ける間に、いろんな人間の醜さも見えてきます。ナチスへの恐怖もあります。しかしそんななか、アンネは希望を失わなかった。「私は信じているの。周りは悲しいことだらけだけど、それでも人間の心の中は絶対に素晴らしいのだと!」、この言葉に私も妻も感動の涙、涙でした。