むねた裕之
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宮城県漁協トップ-県知事の「水産業復興特区」構想に 反対

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震災後、今日で3ヶ月がたちました。今週のしんぶん赤旗日曜版のトップは、宮城県漁協組合の代表理事の方です。私たちが1週間前に行った石巻市の方です。宮城県は世界三大漁場の一つ、三陸沖をかかえ、漁獲量は全国第2位です。しかし、今回の震災で漁船の9割を失い、組合員の死者・行方不明者は452人、被害総額は6528億円にもなります。そんな中、行政、政府の対応はひどいものでした。政府から漁協に渡された義援金はわずか130万円、共産党が集めて届けた募金2000万円と比べても雀の涙。宮城県知事は、漁協に一言の相談もなく「水産業復興特区」構想を押し付けてきました。漁業権を大企業にも与え、漁協が取りすぎないように守ってきた漁場を「取れるだけ取り、もうからなくなると撤退する、そんな大企業の参入を許せば、復興どころか漁場は荒廃してしまいます」。「対照的なのは共産党の議員さんたちです。現場に足を運び、私たちの声を丁重に聞いてくれ、それを国に要求してくれました」と話しています。ぜひ、ご購読を!
震災ボランティアの予定
・震災ボランティア報告会:6月18日13:30幸文化センター
・震災ボランティア第2陣:6月24(金)−26(日)
ぜひ参加をお待ちしています。